大災害後の弱者救済
例として適しているかどうかは不明ですが
広島原爆投下直後は何もかも悲惨な光景が
広がり、死に絶える人が続出して、生き残った
人も水を求めて川に殺到したとも聞きます。
本日のNHKテレビでは、小学校に少し遅刻した
生徒が、地下の下駄箱に降りたときに、
460m離れた地点上空で原爆が爆発した為
難を逃れたものの家族を失い孤児になったと
いうことでした。孤児は6000人にのぼったと
いうことでした。皆、食べる物は無く、人が
捨てた新聞紙を争って食べ、水を飲み、やせ
細って死んでいったそうです。その3年後に
ある人が孤児を救うため米国に渡り、500の
講演をして米国民に訴えたそうです。それに
呼応したのが小説家パールバックさんで、
各界著名人に呼びかけ、さらに一人の書籍編集者
に依って、原爆孤児の支えとなる精神的両親の
制度を生んだそうです。日本の孤児たちに
物資やお金を送り生き延びるための援助を
続けたそうです。
現在では世界的な組織でワクチンや食料を
届け、難民などの援助をする制度が知られて
います。もし、日本での大災害時に、この
制度が機能するかどうかですが、人口が
1300万人の東京、首都圏では3500万人とも
言われているので、すぐには追いつかない
のではないかと想像できます。
あとからの多少の援助は来ます。ただし、
3500万人に向けてどれほどの緊急援助が
できるでしょうか。道路が機能している時
でも、物資輸送の量は膨大です。それが
絶たれた時に、首都圏の中心部の被災者に
どれほどの物資が届くと思いますか?。
ほぼ、ゼロではないでしょうか?
各地に多数の食糧倉庫を作らなければ
間に合いません。食品店の在庫も3日目
4日目には底をつくでしょう。首都圏中心部
では、1週間までは各自、各家庭の備蓄が
命綱となるのではないでしょうか。
事業所、家庭での保存食品の大量備蓄で
乗り切る事しか手は無いのでは
ないでしょうか?。
2021/08/11
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