UK
ラジオは出力が下がるのでしょうか?
あるラジオ局では、500kVAの非常時用発電機を
設置して有ります
ラジオ局全体で使用する電力は3000KVA位は必要だと思いますので
電子機器、照明、送信設備それぞれの電力調整をしながら
通常の送信出力の何分の一かに落として、行われると思います
したがって、通常で聞こえていた地域でも、距離が離れていれば
それなりに、受信が難しくなるのではないでしょうか?
最近では、市街地の放送局から通信ケーブル(あるいは無線通信で)
山頂のアンテナ設備へ信号を送り、そこから平地へ向けて
放送するという手段で行われているところもあります
これは、平地から超大電力で行われる放送より、格段に低電力で
できますので、非常時に山頂まで信号が届けばなんとか放送は継続できると
思います。
NHK の番組内で、東京タワーからでも、いつでも送信できるように
送信設備の点検を年に2回、必ずやっているという話でした。
二次的な送信設備を持っている事に、安心し、感心しました。
スタッフがすみやかに配置に着ける事を願っています。
東京タワーの補助電源設備も頑丈で、災害を無事乗り切れる事を
願っています。
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アマチュア無線の活動を期待する
非常時の連絡に役立つのは、アマチュア無線 【ハム】です。
各地の行政機関とアマチュア無線クラブが災害時情報伝達協力協定を結んでいます
アマチュア無線家はハムと呼ばれる事が多いです。ハムは全国に40万人います
関東に10万人以上います。区市町村では平均で300人ほどの計算になり、
公共の機関の数を圧倒しています。
警察署、消防署の無線は特定周波数ですが、ハムは、近隣市用、遠隔地用、外国用
などいろいろな周波数が使えます。さらにアンテナを手作りする技術も持っています
多数のハムが近隣の状況を伝え、また、近隣も遠隔地も情報を得て
行政機関に伝えれば、充分な情報量になります。電気が来なくても、自動車のバッテリー
とか、アルカリ電池で通信できる場合も多く、大災害時には上可欠な通信手段で
ある事は間違いありません。
例えて書けば、立川市から新宿区内と通信するのは、ほぼ問題ありません。
携帯型無線機で短いアンテナしかない場合、高いビルを背にしていれば、電波が反射して
立川市の屋根上に設置されたアンテナに届いた例はたくさんあります。
携帯型無線機で新宿区内同士では難しい通信も、立川市を経由すれば内容が伝わるという
場合もあります。どちらかが屋根上や通信タワーのアンテナを使用できれば、関東圏の
通信も可能性が出てきます。通信タワー同士では、神奈川県と栃木県は範囲内と言えます
その近隣の小型無線機の情報は、神奈川県と栃木県間で内容が伝わるという事です。
長い針金様のアンテナを使用すると、小さい電球ほどの電力で日本中の通信が可能です
100ワット電球ほどの電力が有れば外国との通信も可能です。何十種類もの電波を
扱う事が出来て、通信相手がおおぜいいるのはハムだけなのです。
タクシー無線、バス無線の情報をハムを介して多方面に伝えらえます。タクシーなどの
業務無線は、その地域では非常に有効な通信手段になりますが、遠隔地に伝えるには
情報をハムの電波に乗せるのが最適です。
被災直後に必要なのは被災者の救助、生命の維持、食料提供です。
市内被災状況の確認の後、けが人など、トリアージでの優先順位確定と
治療スタッフと派遣先の決定、
治療スタッフの派遣先への移動方法(道路が寸断、通行禁止、優先通行許可等
考慮の上)の選択、決定
備蓄食糧の確保分の把握、(水も) 上足地域の確定、その移動方法決定
同じく、防寒衣料、寝具、テントなど。 運よく自衛隊からの救援物資が
予定通り予定地に投下される事があれば良いが。などなど、
災害対応 復興計画策定のために被災直後の最速の連絡方法として
アマチュア無線が欠かせません
この時の被災のレベルは、一般公衆回線が切断された事を以って、
それに達したと規定する事とします
初動を誤ると、食料上足の上安から公衆が暴徒化し、モラルハザードとなってしまう。
警察も消防も身動きできず、社会上安が増すからです。
そこで被災をなんとかまぬがれた地域との無線連絡が取れたら、
救援物資の要請ができ、物資以外に どこで 何が どうなっているかを
外部へ報告し、それへの対応を依頼することができる
アマチュア無線の利点は、個人が持つわずかな電力と設備で広範囲と
さらに同時に多数との連絡が 取りやすい事に有ります。
連絡用周波数も何十もあります。
電池の電圧が変わってきています
2019年7月の時点では、まだ開発中の全個体電池ですが、将来、12ボルト仕様で
無線機器の電源として使用できる事を期待したいと思います
ハイブリッド自動車にはすでに351ボルトという高電圧の電池が組み込まれているので
旧型車で慣れてしまった我々は、扱い辛くなってしまいました
でも、しばらくはディーゼル車(貨物車)などは12ボルトを2個積んで24ボルトを
続けると思いますので、その蓄電池を活用させてもらえれば、電源の確保は可能かと
思います。
当方は、最近24ボルトを12ボルトに変換するコンバータを購入し、安定した12ボルトが
確保できるようになりました。機材によっては、11ボルトを下回るほど電圧が下がると
送信しなくなるものが有りますので、コンバータを使用し、電池のそれぞれの電圧が
9ボルトに下がったとしても2個合わせて18ボルト有りますので、12ボルトに変換され、
安定して無線機器が動作します。電池本体はそれで使用上能になる可能性が有りますが
最後の通信手段の電源として、充分に活躍したあとで朽ち果てるわけですから
ねぎらいの言葉をかけてから供養もしたいと思います。
現在の高性能な業務無線の通信範囲が
広範囲なのは、バス会社もタクシー会社も同様ですが、その仲介をできるのは
アマチュア無線だけです。なぜなら、業務無線とは言ってもそれぞれが
それぞれの周波数しか送受信しないからです。周波数を割り当てられて、その
無線を事業の通信手段として使う会社と広範な無線技術を研究している
アマチュア無線家とでは、大きな相違があります。
最後の生命線とも言えるのです。災害救助、被災者・被害状況把握と支援、
安全確保を被災直後に可能にできるのは
アマチュア無線のほかに有りません。
なぜなら、針金で全国と交信できるアンテナを作れるからです。
草の根的に存在するアマチュア無線家はビルが倒壊する状況下でも
通信する技術を持ちます。
その情報が援護(支援・救助)する側に確実に伝わる強固なシステムが必要です。
しいて言えば、内閣府にアマチュア無線と交信するチームが必要
なのです。
衛星電話をあてにする状況はフェイルセーフの観点から
好ましいものとは言えません
東日本大震災では、自衛隊機が津波を中継しながらも、仙台空港と、
被災地に向かおうとする自衛隊災害派遣部隊が
津波に飲まれるという事態になりました。航空機は発進せずに、
津波に飲まれるがままでした。
それぞれがバラバラな連絡を取っていたからではないでしょうか?
いち早く、警察や消防やバス、タクシー、アマチュア無線家などからの
情報をまとめられるチーム、
それは内閣府しか無いと思いますが、地域では市役所と警察と消防と
自衛隊が無線通信で一体となれるシステムが構築されなければ意味を
なさないと思います。(アマチュア無線を使うのが現実的です。)
その第一歩を、 役所等から各方面に提言することで、踏み出せるものと確信いたします
災害に備え「空飛ぶ携帯基地局《続々…ヘリ搭載、上空に数か月滞在の無人機も
3/27(土) 12:20配信
読売新聞オンライン
携帯電話を利用するのに必要な電波を、空から届ける取り組みが進んでいる。10年前の東日本大震災では基地局が被災したり停電したりして、国内の広い範囲で携帯電話が使えなくなった。災害時に地上の基地局に代わって「空飛ぶ基地局《がすぐに通信できる環境を提供し、被害の拡大を防ぐことが期待されている。
携帯大手KDDI(au)は先月25日に仙台市で、「ヘリコプター基地局《を使った訓練を行った。重さ約7キロ・グラム、旅行バッグ程度の大きさに小型化して持ち運びができるようにした基地局をヘリに載せた。被災地や、遭難した船などで通信ができるようにするほか、携帯電話が発する電波をつかんで救助が必要な人の捜索に生かす。
KDDI技術統括本部運用本部長の大河内恭雄氏は、「この10年で災害に対する備えが進化してきた。より安心してサービスを利用できるようにしたい《と話す。
東日本大震災では、東北と関東地方の基地局計13万2000局の2割超にあたる2万9000局が停止した。2019年には、台風の影響による千葉県内の停電で長期にわたって通信障害が起きた。携帯大手各社は、災害時でも「命綱《となる通信が途絶えないよう、技術開発を進める。
ソフトバンクの子会社HAPSモバイルが実験する無人航空機は、幅78メートルの翼に敷き詰めた太陽電池で上空20キロ・メートルを数か月浮かび続けることができ、地上の直径200キロ・メートルの地域に電波を送る。40基で日本全土をカバーできる計算で、23年度以降に実用化する。
NTTドコモも同じ取り組みに向け、先月に欧州航空機大手エアバスとフィンランド通信大手ノキアと共同研究の覚書を結んだ。
電波法で、町内、県内はもとより
国内各地、(海外の場合も有り)まで届く
”アマチュア無線 ”を使用して、
緊急の通信を行う事ができます
発射されて来ます。南極越冬隊の隊員のなかに、アマチュア無線の免許を持つ
人がいて、休み時間等に世界各国との通信の安定性・可能性の確保を目的として
ボランティアで熱心に取り組んでいます。
放送されているものとほぼ同じですが、アマチュア無線は、南極が聞こえたら
それに応答してどの程度の電波の強さであるとか、明瞭に聞こえていますとか
受信リポートを送って、交信する形です。ただ受信するだけの放送とは大きく
違っています。日本側のアマチュア無線家もアンテナと送受信機を備えて
いるからです。
市内で50人から2000人もの
アマチュア無線家が居ますから
被災地内でも運よく車と無線設備が
無事に残る事があり得ます。
車の電源を利用した屋外のアンテナの場合。
これで、ほぼ国内をカバーできます。
(すべてではありませんが)
長い電線型アンテナが上から斜めに
張られています。(国内用です)
突き出しているのは、144メガヘルツ
近隣市、近隣県用
近隣の市民に周知するための、大きな
看板を設置して、2泊のキャンプを実施しました
朝から曇り空でしたが、風が吹き、雨が降り出して、
季節はずれの厳しい寒さが襲って来ました。体感気温 3度。
雨はすぐ止みましたが、そこそこの準備はして行ったものの、
夜間は、テントで春用の寝袋では寒すぎて
防水シートを掛けてみたものの、まったく効果無く、あきらめて
起き上がり、うろうろ歩いて日が昇るまでの寒さをしのぎました。
七輪を置き、寒中キャンプになってしまいました。
因みに、昨年はここで酷暑のキャンプも体験できました。
風、雨からのいやな予感は、" 正夢 "となり、気温はどんどん低下し
ついに、テントで寝る事もままならず、はからずも、
8年前の東日本大震災で津波に襲われ、雪の降りしきる中で
海に浸かりながら一夜を生き抜いた人たちや、ビルや家の屋根に登り、
寒さに凍えながら一人、あるいは助け合って過ごした人達の
あの晩のつらさが身にしみてわかって来ました。
どこか寒い地域へ出かける時でも、車や電車・飛行機で行き、
それなりのコートを持てば、快適に過ごせるのに、
用意もできないような急な避難では、さぞ大変だったろうと
察する事ができました。
中央のマストには、全国レベルで通信できる 7MHz と
夜間に(特に)有効な 3.5 MHz の両アンテナを取り付け。
ポールの頂点から斜めに張られたアンテナエレメントが
見えるでしょうか?(矢印のすぐ先に有るんですが)
これで2種類が完成しています。
細い電線を四方に張ったシンプルなものですが。
このうちの 3.5 は翌午前4時でも途切れる事無く、
全国内同士の通信ができました。九州・四国・東北方面は
特に良好でした。
シートの下に、発動発電機を設置し、雨に備えました。
21MHz のアンテナを付けました。
右奥のテントには、50MHz も付けました。
暑すぎて、虫も出て来ない、水が生命線。
もし、これが避難所だとしたら、どれほどの水の備蓄が
必要でしょうか?どうすれば水を集められるでしょうか?
何日続くのでしょうか?
無線で、正確な・迅速な・広範囲の情報を集めましょう
2019/08/06の朝、全景
テント類は全部で、9個でした。野宿型もひとり居ました。
国会議員も夜中,熱い中、応援に駆け付けてくれました
みんな協力して、片付け、園内ゴミ拾いをして解散。
2019/04/29
今まで規則で縛ってきた活動の範囲を広げて、一層の活躍を
期待する事となった
従来、米国では奨励されてきた災害時のための訓練での
通信について、日本では目的外通信として扱われてきたが
ようやく、通信訓練、社会的活動内での連絡用通信も可能と
なる。また、小・中学生の科学的体験のための通信として
運用できる事となる。
モラルハザード対策の象徴
基本的に住民の団結でしか実現しません
道路が通れなければ、警察を呼べませんから。
地獄を見たくないですよね
地域、自治会の団結を
おろそかにしてはいけません
無事な地域のハムのアンテナ群
被災地内の携帯型無線機と
交信できます(約10km~20km内)
その情報を同じ被災地内の別の地域の
携帯型無線機に連絡できます。
2011・3・11 から、自宅内に
蓄電池を備えている無線家が
増えています。無線の電源は
12ボルトです。アルカリ電池数個でも
使えますので。
中継基地の役割ができると同時に
被災地の情報を近県等広域に一斉に
知らせて、様々な有効な救援措置の
とりまとめ役となります
被災した時の実際の行動
アンテナを作れる
2021年3月、最近の携帯基地局の動向(通信各社の取り組み)
大災害で ”ほかに通信手段が無い時 ”は、
南極の昭和基地などから、日本や世界に向けて、アマチュア無線の電波が
電離層反射を利用する短波(HF)での通信です。日本のNHKから海外向けに
大災害時の無線基地局
先日の通信訓練
風が吹いて暴雨シートがあばれてますが
2019年4月27日、晴れの予報が一変 !
27日、連休初日の夜9時、寒さに耐え、全国と通信。
アンテナ設置完了。
手前のポールは、立木に寄り添わせておいて、
ご参考に、昨年の酷暑のキャンプ風景
きついキャンプも無事終了
2021年3月、総務省は、アマチュア無線を社会貢献活動の一部ととらえ、
1.アマチュア局による非常通信の考え方(2021年3月以前)
平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災では、
多数のアマチュア局が、地方自治体に協力するなどして、
被害情報の収集や安否情報の伝達等、人命の救助や災害の
救援等のための非常通信を実施し、社会的に大きな貢献をしました。
非常通信をアマチュア局が行う場合の考え方は、次のとおりですので、
アマチュア無線を有効に活用していただく際の参考としてください。
無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは
通信事項の範囲を超えて運用してはならないことになっていますが、
電波法(昭和25年法律第131号)第52条第4号の規定に基づく非常通信
(地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が
発生し、又は発生するおそれがある場合において、有線通信を利用
することができないか又はこれを利用することが著しく困難であるときに
人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために
行われる無線通信をいいます。)等を行う場合は、免許状の目的等に
かかわらず運用することができます。
その運用において、非常の事態が発生し又は発生するおそれが
あるかどうか、有線通信を利用することができないか又は
これを利用することが著しく困難であるかどうか、人命の救助、
災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のためかどうかの
判断は、アマチュア局の免許人が判断するものであり、
非常通信は状況に応じて柔軟に行えるものとしています。
その際、アマチュア局の免許人は、あくまでもボランティアという
性格で非常通信を行うことになります。
また、一般社団法人日本アマチュア無線連盟において、
「アマチュア局の非常通信マニュアル《リンク先PDF
ファイルを別ウィンドウで開きますを策定していますので
、適宜参考にしてください。
担当:総合通信基盤局電波部移動通信課
新しい社会貢献活動として、
肝に銘じるべき言葉
また、公道に水道のマンホールが有れば
市役所から下の装置を持ってきて、設置すれば
水道をご近所で分ける事ができます。ただし水道管に
圧力が残っていればという事なんですが。